滅多に見ることが出来ない大相撲の珍しい決まり手

日本を代表するスポーツとして最近では国内だけではなく海外人気も高まっているのが大相撲です。
その迫力ある取組は実際に見ると虜になってしまうことも珍しくありません。
大相撲には必ず決まり手というのもが存在しますが、力だけではなく技も重要な大相撲の中には滅多に見ることが出来ないとても珍しい決まり手もいくつも存在しています。日本相撲協会では全部で82手の決まり手を認めていますが、その中では存在することもあまり知られていないような決まり手もあるのです。

決まり手

大相撲の決まり手は大きく分類すると7つに分類することが出来ますが、その中でも珍しい決まり手があるのが反り手です。
居反りは相手がのしかかってきた際に使う決まり手で、腰を低く落として両手で相手の膝を抱えて一気に相手を押し上げて後ろに反り倒してしまう決まり手です。近年では2017年1月場所で見られましたが、とても珍しい決まり手として知られています。
同じく反り手のたすき反りも珍しい決まり手です。たすきを肩にかけるように相手を肩にかけてしまうことから名付けられた決まり手であり、1960年に決まり手となってから幕内ではまだ見られていない珍しい決まり手です。

決まり手の中でも多くが分類されている捻り手の中にも珍しい決まり手が存在しています。
徳利投げは2001年に決まり手として追加された新しい決まり手ですが、未だ幕内では出ていない珍しい決まり手です。相手の頭と首を両手で挟んでから左右どちらかにひねり倒す決まり手であり、見ることが出来ればとてもラッキーな決まり手と言えるでしょう。