大相撲には海外にも熱狂的な外国人ファンがいる!

国技館の幟

日本の国技である大相撲ではモンゴル人をはじめ、様々な外国人力士が活躍しています。私たち日本人が海外で奮闘するサッカー選手や野球選手を応援するように、大相撲の場合でも母国力士を応援している外国人ファンが少なくありません。しかし、それ以外にも体格の大きな力士がぶつかり合う迫力や、小柄な力士がスピードや技を生かして大きな力士に勝つ姿など、大相撲という競技自体に魅力を感じている人も多いです。

なお、大相撲は一対一で身体がぶつかり合うことから格闘技の一種とも言えますが、大相撲が好きな海外の外国人ファンは格闘技好きばかりかというと、そういう訳でもありません。

大相撲は立ち合いから勝敗が決まるまではわずか数秒から長くても数分と、競技時間はそれほど長くありません。しかし、土俵に上がってから四股を踏み、力水をつけてもらい、塩をまくといった数多くの所作があり、他にも横綱土俵入りや弓取式が行われるなど、立ち合いまでの所作が多いのが特徴です。

外国人ファンの中にはこのような大相撲独特の所作にも興味を持つ人が少なくありません。また、美しく結われた大銀杏や煌びやかな化粧まわし、行事の服装など日本の文化が感じられるとったことも海外の外国人ファンを惹きつけている理由のひとつです。

伝統ある相撲

大相撲はパワーと技術、両方兼ね備えた力士が制する!

大相撲はパワーだけでは勝てなく、歴代の横綱みていればそれが分かります。昭和は正に技術の時代、大型力士もいましたがしっかりした技術を持った横綱が多くいました。未だに破られない前人未到69連勝の双葉山、巨人、大鵬、卵焼きとまで言われた人気力士の大鵬、憎たらしいくらいに強かった北の湖、いずれも昭和を代表する大横綱で技術、パワー両方を兼ね備えていた力士でした。中でも印象的な横綱は北の湖で、四つに組んだ時、相手得意のまわしを切る技術は角界1と謳われていました。

力士の絵

昭和最後の大横綱千代の富士はパワー、スピード、技術、3つを兼ね備えた数少ない力士で自らの脱臼癖を克服するために、鎧のような筋肉をつけていて仁王像のモデルになったほどです。平成の大横綱貴乃花も美しい四股、綺麗な立ち合い、そして四つ相撲上手さは他を寄せ付けませんでした。パワーだけで横綱まで登りつめた力士もいましたが、初代朝潮、隆の里、曙、武蔵丸はいずれ優勝回数を伸ばせず短命でした。

現在横綱の白鳳は全盛期の千代の富士を二回り身体を大きくした力士と言えば、分かりやすいかもしれません。パワー、スピード、技術、全て兼ね備えた力士こそが大横綱になっていくでしょう。